地球や社会などに配慮されたアイテムに注目が集まるなか、日常に使うアイテムにもサステナブルなアイテムを選ぶ人が増えているそう。そこで今回ご紹介したいのは、ドイツ発のプロダクトブランド「カフェフォルム(KAFFEEFORM.)」のコーヒーカップ。なんと、レストランやカフェから出た”コーヒーの抽出かす“でできています。サステナブルなだけでなくおしゃれで機能的、そしてほんのりコーヒーが香るカップは、コーヒー好きな人へのプレゼントにももってこいです。
カフェフォルムとは
カフェフォルムは、インダストリアルデザイナーのジュリアン・レヒナー(Julian Lechner)氏が、環境先進国であるドイツのベルリンで創業。使い終わった素材をより価値のあるモノへ作り変える「アップサイクル」という考え方を取り入れ、コーヒーの抽出かすを原料とした新しい素材を使ったコーヒーカップを生み出し、注目を集めています。
カフェやレストランで大量に廃棄される抽出かすに着目したレヒナー氏は、コーヒーを楽しみながらコーヒーもリサイクルできるということを考えるきかっけにしてほしいという思いから、コーヒーに直接関連するプロダクトの制作をスタート。5年におよぶ研究を経て、2015年にこのユニークなコーヒーカップが誕生しました。
ベルリンのカフェを自転車でまわって回収された抽出かすは、1日かけて乾燥させた後に植物性のポリマーが加えられペレット状の素材になり、溶かされてカップの形に成形されます。そのため、ひとつひとつのアイテムの模様がすべて異なります。さらに、保温性があり、陶器などに比べて壊れにくく、食洗器も使用できるという嬉しい特徴も備えています。
また、製造や販売の工程においても、多様な人々とつながりたいというレヒナー氏の想いを反映し、障がい者の人たちが梱包や発送作業を担当。製造に関する雇用においては、地元の企業と身体的精神的に障がいのある労働者を結びつける組織「Mosaik」と提携しています。
エスプレッソ用からテイクアウト用カップタイプまでラインナップ
コーヒーカップ&ソーサーのセットは、エスプレッソ用、カプチーノ用、ラテ用の3種類。丸みを帯びた、手にしっくりなじむフォルムで、アットホームなコーヒータイムを演出してくれます。
仕事やアウトドアのお供にもぴったりな、ダンボールで作られたテイクアウト用カップのようなデザイン。表面の波型模様が、断熱性とグリップ性を向上させています。
ウィドゥーサーカップ専用のキャップも用意されています。シリコンのパッキン付きで漏れる心配がなく、ウィドゥーサーカップを持ち運ぶのに便利。このキャップを付けて、フルーツや菓子用のカップとして使うのもおすすめです。
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